ボルネオの旅 ジャングル探検
2012年 04月 11日
今日は早起きをして朝食を済ますと 朝もやの中を上流の
ジャングルを目指して出発する。
早朝の船着き場の静かな風景。
いよいよ野生の色濃いキナバタンガン河を遡上し 野生動物を
探しに出掛ける。
本流から少し狭い支流に入り 川岸や川面に覆いかぶさる樹木を
丹念にチェックして 生き物を探すのだ。
木の上に猿の姿が見えた。
これは「ブタオザル」と言い 尾が豚の尻尾に見える事から
この名前が付いたらしい。
高い木の梢に 待望の「サイ鳥」の姿を発見。
サイ鳥のくちばしは白一色のものと 美しいカラフルのものが
いる様だが これは地味な方だ。 雌雄の差かも知れない。
暫く進むと 樹上に大きな猿が居る。 ぎゃ! テングザルだ!!
5~6頭で群れを作り ボスの雄猿は高い所から家族の動向を
確認しながら 警戒を怠らない。
これもオランウータン同様 絶滅に瀕している生き物だ。
川岸の草むらで滅多に見られない野生の象が3頭程現れた。
これはラッキー とばかりに何枚も撮る。
これはボルネオ象(ピグミー象とも)で、一番小さい体格の
小型の種類だが やはり目前にすると やはりでかい。
このあたりに点在する原住民は古タイヤ等を燃やして(悪臭)
象を遠ざけているそうだ。
川岸の砂の所に巨大なワニを発見。
4~5mはある成長した「クロコダイル」だ。
現地のガイドも これは大きい・・・・と絶賛してくれる。
川に落ちたら たちまち彼らの餌になること 間違いなし。
船が走行中 岸辺の枯れ木に美しいカワセミ型の鳥を見付けた。
急いでカメラを向けたが間に合わず。
一枚撮ったところで飛散してしまう。 結果はぼけぼけ写真。
このあたりでは最も大きい「コウハシショウビン」だと言う。
このあたりで 密林に入ってみよう と言う事になり下船する。
今日は特別に地元の人に密林の案内を依頼 枝や蔓を蕃刀で
切り開き 道を開いて行く。
これが本当の密林の中 昼なお暗い道なき道、草花もなく
水溜りと深い泥だらけの地面 歩くのも大変な苦難の道だ。
泥と木の根っこの露出する足元に名も知れぬ怖い虫達が!
これは大型のヤスデの仲間。 私の一番嫌いな虫だ。
はやく船に戻りたい。
密林に入る前 一番厳重に対策を講じたのがヒル対策。
頭や首にスカーフやタオルを巻き付け 顔以外を厳重に
覆い隠して ヒルに取り付かれない様にする。
思ったより小型だったが、尺取虫みたいに寄ってくる。
お互いに体の前後を確認しあいながらヒルの警戒を怠らない。
こんな厄介な害虫も ガイドさんは「殺さないで 丸めて
捨ててください」との事。 自然保護は徹底している。
一時間程のジャングル探検を無事完了 全く知らない大自然の
姿を体験する事が出来た。
改めて南方の戦場に駆り出された日本の兵隊さんの生死に係わる
苦労と恐怖は大変なものだったろう・・・と痛感する。
西の空が赤くなる頃 やっとロッジに帰る事が出来た。
ー
ジャングルを目指して出発する。
早朝の船着き場の静かな風景。
いよいよ野生の色濃いキナバタンガン河を遡上し 野生動物を
探しに出掛ける。
本流から少し狭い支流に入り 川岸や川面に覆いかぶさる樹木を
丹念にチェックして 生き物を探すのだ。
木の上に猿の姿が見えた。
これは「ブタオザル」と言い 尾が豚の尻尾に見える事から
この名前が付いたらしい。
高い木の梢に 待望の「サイ鳥」の姿を発見。
サイ鳥のくちばしは白一色のものと 美しいカラフルのものが
いる様だが これは地味な方だ。 雌雄の差かも知れない。
暫く進むと 樹上に大きな猿が居る。 ぎゃ! テングザルだ!!
5~6頭で群れを作り ボスの雄猿は高い所から家族の動向を
確認しながら 警戒を怠らない。
これもオランウータン同様 絶滅に瀕している生き物だ。
川岸の草むらで滅多に見られない野生の象が3頭程現れた。
これはラッキー とばかりに何枚も撮る。
これはボルネオ象(ピグミー象とも)で、一番小さい体格の
小型の種類だが やはり目前にすると やはりでかい。
このあたりに点在する原住民は古タイヤ等を燃やして(悪臭)
象を遠ざけているそうだ。
川岸の砂の所に巨大なワニを発見。
4~5mはある成長した「クロコダイル」だ。
現地のガイドも これは大きい・・・・と絶賛してくれる。
川に落ちたら たちまち彼らの餌になること 間違いなし。
船が走行中 岸辺の枯れ木に美しいカワセミ型の鳥を見付けた。
急いでカメラを向けたが間に合わず。
一枚撮ったところで飛散してしまう。 結果はぼけぼけ写真。
このあたりでは最も大きい「コウハシショウビン」だと言う。
このあたりで 密林に入ってみよう と言う事になり下船する。
今日は特別に地元の人に密林の案内を依頼 枝や蔓を蕃刀で
切り開き 道を開いて行く。
これが本当の密林の中 昼なお暗い道なき道、草花もなく
水溜りと深い泥だらけの地面 歩くのも大変な苦難の道だ。
泥と木の根っこの露出する足元に名も知れぬ怖い虫達が!
これは大型のヤスデの仲間。 私の一番嫌いな虫だ。
はやく船に戻りたい。
密林に入る前 一番厳重に対策を講じたのがヒル対策。
頭や首にスカーフやタオルを巻き付け 顔以外を厳重に
覆い隠して ヒルに取り付かれない様にする。
思ったより小型だったが、尺取虫みたいに寄ってくる。
お互いに体の前後を確認しあいながらヒルの警戒を怠らない。
こんな厄介な害虫も ガイドさんは「殺さないで 丸めて
捨ててください」との事。 自然保護は徹底している。
一時間程のジャングル探検を無事完了 全く知らない大自然の
姿を体験する事が出来た。
改めて南方の戦場に駆り出された日本の兵隊さんの生死に係わる
苦労と恐怖は大変なものだったろう・・・と痛感する。
西の空が赤くなる頃 やっとロッジに帰る事が出来た。
ー
こんばんわ
本当に自然の中を探索ですね
ヤスデとかヒルは怖いですね~
ブタオザルって姿も丸っこいですね 愛らしい感じ~
鳥は少しボケ写真…と、言うけれどその他のは種類もたくさん撮れてばっちりですね
旅先でこれだけの自然写真 風景以外はなかなか撮れないと思うのに、さすがの玉五郎さんです。。
大収穫ですね
トップの画像 すてきです
本当に自然の中を探索ですね
ヤスデとかヒルは怖いですね~
ブタオザルって姿も丸っこいですね 愛らしい感じ~
鳥は少しボケ写真…と、言うけれどその他のは種類もたくさん撮れてばっちりですね
旅先でこれだけの自然写真 風景以外はなかなか撮れないと思うのに、さすがの玉五郎さんです。。
大収穫ですね
トップの画像 すてきです
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Yukaina_Sennin at 2012-04-11 22:10
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埼玉の玉五郎
at 2012-04-12 17:39
x
とりこ様 お褒めを頂き有難うございます。
ジャングルの中はアマゾンもアフリカも規模は違っても
似たようなものと思います。
そんな経験が出来た事は本当に良い経験でした。
キングコブラなども居るらしいのですが、幸運にも
毒蛇には逢う事はありませんでした。
象や猿たちの野生の姿を見る事は これまた貴重な
経験でした。
文明の進出で この野生がいつまで維持できるのか
本当に心配な事です。
ジャングルの中はアマゾンもアフリカも規模は違っても
似たようなものと思います。
そんな経験が出来た事は本当に良い経験でした。
キングコブラなども居るらしいのですが、幸運にも
毒蛇には逢う事はありませんでした。
象や猿たちの野生の姿を見る事は これまた貴重な
経験でした。
文明の進出で この野生がいつまで維持できるのか
本当に心配な事です。
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蝦蛄代表
at 2012-04-12 18:15
x
すごい!凄いです。
もうそれしか思いつかないぐらいに
驚いちゃってます(笑)
だいたいゾウなんて動物園でしか見たこと
ないですよ。ワニもだけど(^^ゞ
ひえぇ~、ムカデにヒルに・・・卒倒しちゃいます。
自分は絶対に行けません。
それと南方に行った日本軍兵士の話は、悲惨極まりない話が多いですよね。この時代に生まれて
良かったと本を読みながら思うことがあります。
もうそれしか思いつかないぐらいに
驚いちゃってます(笑)
だいたいゾウなんて動物園でしか見たこと
ないですよ。ワニもだけど(^^ゞ
ひえぇ~、ムカデにヒルに・・・卒倒しちゃいます。
自分は絶対に行けません。
それと南方に行った日本軍兵士の話は、悲惨極まりない話が多いですよね。この時代に生まれて
良かったと本を読みながら思うことがあります。
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埼玉の玉五郎
at 2012-04-12 18:46
x
仙人様 こんばんわ。
そんな未知の世界を経験したいというのが目的。
毒蛇・毒蜘蛛・ヤスデ・サソリ等 何も聞いておりません。
ただ沢山のヒルが木から落ちてくる事だけ聞きました。
ヤスデ位で済んだことは幸いでした。
仙人様も行けば参加せざるを得ない事になりますよ。
そんな未知の世界を経験したいというのが目的。
毒蛇・毒蜘蛛・ヤスデ・サソリ等 何も聞いておりません。
ただ沢山のヒルが木から落ちてくる事だけ聞きました。
ヤスデ位で済んだことは幸いでした。
仙人様も行けば参加せざるを得ない事になりますよ。
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埼玉の玉五郎
at 2012-04-12 18:58
x
蝦蛄代表様
コメント有難うございます。
自然界には我々の知らない事ばかり、折角現世に生きて
居る訳ですから、今を経験したいものです。
好き嫌いは別にして、破壊されつつある自然の姿を、
今 この目で見ておく必要があるのです。
絶滅危惧種の如何に多い事か・・・。それも未開地で。
兵隊さんが装備もなく水も食料も医薬品もなく、こんな
ジャングルに放り出されたら 死を待つしかない事を、
少しの時間でしたが 確実に理解してきました。
コメント有難うございます。
自然界には我々の知らない事ばかり、折角現世に生きて
居る訳ですから、今を経験したいものです。
好き嫌いは別にして、破壊されつつある自然の姿を、
今 この目で見ておく必要があるのです。
絶滅危惧種の如何に多い事か・・・。それも未開地で。
兵隊さんが装備もなく水も食料も医薬品もなく、こんな
ジャングルに放り出されたら 死を待つしかない事を、
少しの時間でしたが 確実に理解してきました。
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笑
at 2012-04-13 06:16
x
ワニに象やテングザルがこうしているなんて
想像できないほど、驚きです。
私も見たいな~行きたな~でも遠い。
密林の中はちゃんとガイドさんがいるから
安心ですね、大型のヤスデお他にも虫いますか?
カエルはどうですか?
想像できないほど、驚きです。
私も見たいな~行きたな~でも遠い。
密林の中はちゃんとガイドさんがいるから
安心ですね、大型のヤスデお他にも虫いますか?
カエルはどうですか?
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埼玉の玉五郎
at 2012-04-13 09:25
x
笑様 おはようございます。
密林の中はガイドもおり複数のグループですので安心
ですが、暗い中で方角も判らず、もし一人になったら
完全にパニックになってしまうでしょう。怖いです。
ヤスデの他判らないのが幾つかいましたが、カエルは
別の所でアマガエル風なのを一度だけ見ましたが、
あとから調べたところカエルも多種いるそうです。
でも中米のコスタリカ程可愛い赤目ガエルやブルージーンズ
など人気の種類は知りません。
密林の中はガイドもおり複数のグループですので安心
ですが、暗い中で方角も判らず、もし一人になったら
完全にパニックになってしまうでしょう。怖いです。
ヤスデの他判らないのが幾つかいましたが、カエルは
別の所でアマガエル風なのを一度だけ見ましたが、
あとから調べたところカエルも多種いるそうです。
でも中米のコスタリカ程可愛い赤目ガエルやブルージーンズ
など人気の種類は知りません。
by s-tamagoro
| 2012-04-11 16:46
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