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ドロミテ山塊を歩き回る


by s-tamagoro
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カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道

ロッキーの谷合には数百・数千の氷河湖があり 自然保護の為に船舶の
航行は許されていないが 特例としてカナダで2か所小型客船の運行が
認められている湖が2か所のみ その一つマリンレイクでクルージング
を楽しむ事が出来た。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_102448100.jpg


人の集まる観光地などには現在の山火事発生危険度を示す表示器がある。
現在は最悪のエキストラ級の気象状況。 現実に2か所で燃えているのだ。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_10281678.jpg


谷間や河川敷には国内を隈なく巡らされている自動車専用道路が完備。
山火事の影響で煙が漂い 走行中の車は総て点灯していた。これ習慣?
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_1032194.jpg


完備された自動車道の近くには並行して大陸横断鉄道が施設されており
自動車で移動中にも しばしば列車と遭遇する。
列車も極めて長大なので 日本みたいに高速で走れない。
険しい断崖やトンネル 大河の脇や長い鉄橋など条件が悪い。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_10374466.jpg


宿泊するジャスパーのホテルは この貨物列車の操車場のすぐ近くにある。
手前2両に麦の穂のマークは穀物専用タンク車 主な目的は穀物を輸送する
事だったが 今は更に運ぶものは増加している筈だ。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_10435442.jpg


振り返って先頭車両の方を見るが 一編成の貨物列車は長さ2.5km程
とても先頭までは見られない。 想像を絶する長さなのだ。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_104871.jpg


遠くに 構内に進入してくる貨物列車を発見 チャンス!
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_10491475.jpg


このあたりがシャッターチャンスか。 嬉しい写真が撮れた。
車体の前部や側面に CNの文字が見える。
聞いてみたら「カナディアン ナショナル鉄道」の意味だった。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_10541012.jpg


先頭は巨大なジーゼル機関車2重連 最後尾はこの機関車が一両で
後押しをするという機関車3両による編成だ。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_10571748.jpg


この長大な編成で 引かれて行く貨車も押され捩じられ浮き上がらされ等
異常な力が加わり 線路の面もやすりみたいに傷付いていた。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_1105480.jpg


ジャスパーの町の近くに ここでは数少ないロープウェイが1基ある。
スイスやヨーロッパアルプスでは多くが設置されているが、このあたりでは
殆ど見られない。 これで山腹の展望台まで登る。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_1133878.jpg


下を見下ろすと 早速走行中の貨物列車が見えた。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_114336.jpg


ジャスパーの操車場も良く見える。
貨物列車を撮ったのは黄色い矢印の所 命がけで撮った灰色熊 グリズリー
を撮った所が 熊印の場所。 人間の居住区と野生の居住区は隣接している。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_1184198.jpg


ジャスパーの町の全景は ブーメランみたいな形に見える。
街と大河の間に 一直線の操車場も見える。
私にとってジャスパーの町は 特に思い出の深い印象深いところとなった。

とりとめのないカナディアンロッキーの報告 これで終了といたします。
カナディアンロッキーの旅 ④大陸横断鉄道_f0208666_11135970.jpg

Commented by とりこ at 2014-08-07 15:58 x
カナダ旅行記の感想は、やはり壮大なスケールですね
2キロ以上にも及ぶ長さの貨物列車って、想像もできません
運転手と車掌さんは、同じ列車で2キロ以上離れて仕事ですか
信じられないです
それに、機関車が前後とは~  半分にすれば良いのにね~ など・・・
玉五郎さんの鉄男さんでしたか!!

前回の熊さん撮影は、大変でしたね
エルクもおとなしそうに見えるけど、体が大きくて
ホテルの人も怖そうに追い払ってたのを思い出しました
Commented by s-tamagoro at 2014-08-07 16:47
とりこ様 暑いですね~!
昨日は我が家の温度計は39.6度を指していましたよ。
今日は立秋とか でもあとひと月は猛暑覚悟ですね。
野生動物も一見大人しそうで可愛くても本質的に 彼等は
危険を感じれば攻撃態勢に変わりますからね。
特にグリズリーは獰猛で走る速さも時速70km程とか。
100m以内には近付かないが原則らしいけど、私は
無意識に50m以内に入ってしまい 反省しております。
大陸横断鉄道 実に壮大でしたよ。
超大型のジーゼル機関車 超長い貨車の編成には 本当に
驚きました。 笑様に見せたい場面と思いました。
でも客車は殆ど走っておらず 一泊二日程度の近距離で
観光目的で走る列車は10万円以上の費用 それなりに
豪華列車らしいです。
これでやっと肩の荷が下りました。有難うございました。
Commented by あかね at 2014-08-07 19:16 x
こんばんは!
珍しい鳥に蝶に植物達・・・え~~すごい!!
の連続です
何もかもがスケールが大きいですね
グリズリーをコンデジで撮影する度胸のよさに
圧倒されました
ジャスパーの町と聞けば玉五郎様は
グリズリーを撮影したときの光景を思い出されるでしょうね
お元気で海外旅行が楽しめて何よりです
Commented by s-tamagoro at 2014-08-08 14:51
あかね様 お褒めを頂き有難うございます。
海外ではやはり国内と違う生き物や植物が多いので
本当に興味があります。
身近に存在する草花や生き物も確かな名前を知らない
私ですが 別種のものはやはり多く目に付きます。
こんなのが写真に撮れると嬉しいものです。
巨大な貨物列車 グリズリーとの遭遇 街の全景
300g+ のステーキと地ビール ジャスパーの町は
仰せのとおり一番印象に残る町となりました。
私も後2年で80歳 いつまで出掛けられるやら・・・。
Commented by ●白雲 (はくうん) at 2014-08-08 15:51 x
こんにちは!
>一編成の貨物列車は長さ2.5km程・・・これでは、スピードは出せませんね(^^) 線路が直線なら 問題ないでしょうけど、 曲線を描いた箇所もあるでしょうから・・・先頭がスピードを出し過ぎると 後ろの方は脱線するでしょうね^^;;
線路の摩耗写真・・・笑さまの 芸術写真を見る思いでした♪(^^)
いやあー楽しい旅行記でした!
とりこさまくらい 詳細に書いて頂きたいところですが・・・無理も云えませんしねえ(^O^) えっ! あと2年で・・・! 私の次兄と同じですね!
Commented by s-tamagoro at 2014-08-08 16:24 x
白雲様 やっとお湿りがやってきてほっとしています。
いや~ 大陸の鉄道はけた違いですね 凄いです。
鉄道の50km~100km程の所に保線区の作業員
の住宅が4~5軒 線路際に建っており 保線の苦労が
垣間見られます。
大編成の列車と不安定な路線状況で 当然スピードは
出せない事は当然です。
3両の機関車が3等分して 別々に走れないのかな~?
旅行記や取材報告はプロのとりこ様みたいな訳には
行きませんよ ゴルフのプロとアマチュアの違いと
同じで 大きな差があるからです。  (+_+)
Commented by syo234 at 2014-08-08 19:06
玉五郎さん、
列車がかっこいいです~いいないいな。
なんて長い列車なんでしょう、
大自然の中を走る、スケールが半端じゃない~
雄大な景色を見てると
小さなことでくよくよしてるのがアホらしくなります。
えーー!旅行記はもうおしまいですか?
よい思い出が出来てよかったですね。
Commented by 蝦蛄代表 at 2014-08-08 19:29 x
玉五郎さん、こんにちは!

やっぱ、スケールが違いますねぇ~。
えっ?山火事発生危険度を示す表示器なんかが
あるんですか?
湿度とかの計測器なんですかね。山火事になったら
大変ですものね。
それと、貨物列車の長さが2.5km!
スゴイですねぇ、日本とはスケールが違いすぎます。
線路との対比が物凄く良いです(^^)v鉄道ファン
には堪らないのではないでしょうか。

しかし、グリズリーの生息する場所と隣接している
なんて大丈夫なんでしょうか?餌が少なくなって
人間の居住区に出没なんて事は無いのでしょうか?
怖いです(^^ゞ
Commented by s-tamagoro at 2014-08-09 10:23
笑様 おはようございます。
大陸横断鉄道はテレビでちょっと見たくらいで
身近に見た事はありませんでした。
あれを撮っている時は笑様の事を思いながら
一生懸命撮りました。 これ本当ですよ。
熊を撮る時は白雲様を・・・ 嘘です。
それにしても長い編成の貨物列車で 全景は
とても見る事は出来ませんでした。
鉄道マニアには垂涎の風景でしょうね。
やっと旅の報告が終りましたので 平生に戻れます。
有難うございました。
Commented by s-tamagoro at 2014-08-09 10:40
蝦蛄代表様 体調の方は如何ですか?
原因は鳥撮りが出来ないので 体が訛ってしまい
それで調子が狂ったのかも・・・・。

熊や鹿達の住む針葉樹林に人間が入り込んで町を
作った と言うのが正確な理由です。
今はそれなりに共存の方針を持って居住しています。
ごみ処理もロック付のごみ箱 広大な道路施設による
野生動物の居住区分断対策など 慎重に計画実施され
見習うところが大きかったです。
街にも出没する事もある様ですが 日本みたいに
猟友会が鉄砲を持って駆け付ける様な事はありません。
両方で避ける様に間隔をとって居るそうです。
でも 出会い頭にバッタリと・・・やはり怖いです。
by s-tamagoro | 2014-08-07 11:13 | Comments(10)