タスマニアの生き物 ③
2016年 02月 12日
タスマニアを代表する美しい山 クレイドル山の絶景である。
このあたりは標高は1000m近い場所で 当地NO1のビューポイントだ。
ここまで登って来る途中の景色。
その昔 上から落ちてきた数百トンの巨大岩が数十万年にわたり雨風の
浸食を受け 角が取れて丸くなっている。
この辺りの岩盤は数億年も前の古いもので その色や模様も見所だ。
そんな巨大岩の間に登山道が作られているのだ。
さて、オーストラリアの動物と言えばウオンバット・タスマニアデビル・そして
カンガルー等の有袋類が頭に浮かぶものだ。
夜行性の彼らは道路に出て交通事故に遭い 袋の中の子がまだ生きて
いればボランティアの家庭や施設等にて育てられ 成長後森にに戻される。
そんな施設が資金を得る為に小動物園として入場料を取って活用している。
これは飼育中の幼いウオンバットだ。 成獣になると全身が黒色となる。
広範囲に広がるロッジの中心部にある本館で 夕食をとってからロッジに
帰る途中 暗い草むらに居たウオンバットの成獣だ。 (夜の9時頃)
もう暗くてシャッター速度も1/4秒 ぶれぶれ写真になってしまった。
ウオンバットの糞は四角いサイコロ状と知っていましたか?
何故四角いのか そしてどうして腸内で四角になるのか なぜ四角のまま
排出が出来るのか これは動物学会で 今も謎のままだそうですよ。
これも施設に居たタスマニアデビル。
昼間は出て来ない 普通ではなかなか見られない夜行性動物なのだ。
大食漢で硬い骨まで食い尽くす 名前の通り悪魔みたいだ。
小型のカンガルー「 ワラビ―」だ。 小さな園内で放し飼い。
園内で餌を買って食べさせる景色は 奈良の鹿せんべいを思わせる。
ロッジの周辺の草むらにも 多くのワラビ―が見られシャッターチャンスは多い。
カンガルーの足を近くで撮影して 構造と機能を確認する。
前足は綺麗なモミジの様 それに引き替え 後ろ足は鋭く長い爪。
槍か短剣みたいな武器となっている。
カンガルーが尻尾で体を支え 後ろ足で蹴り合っているのを皆様も
現場やテレビ等で見た事あるでしょう。
私が持参した専用フラッシュを付けて 暗い道路脇の草むらを探す。
真っ暗な環境ではカメラのオートフォーカスは利かずシャッターもきれず。
そして フラッシュも点かない。
幾度も繰り返して やっと一枚だけ親子のワラビ―の姿 良いのが撮れた。
暗闇の撮影には 私は全く自信を失った。
タスマニアにはコアラの食べられるユーカリは2~3種類しかないと言われ
その為 ここにはコアラは住んでいないが この施設では客集めの為なのか
看板娘としてか 数頭のコアラが飼育されていた。
同じ施設内の一部に可愛い鳥が静かに動かずに止まっていた。
聞いてみたら「ヨタカ」で 全く動かないで外敵の目を防いでいると言う。
一見 とても可愛い姿だと思う。
トレッキング中 道路近くで見かけた生き物は少なく 蟻が一回 (ジャンピングアント)
その他は このトカゲが一回だけだった。
熱帯 亜熱帯の原野と比べると 生き物や草花が極端に少ない事を痛感した。
次回はタスマニアで見かけた野鳥を紹介して 最終回とします。
このあたりは標高は1000m近い場所で 当地NO1のビューポイントだ。
ここまで登って来る途中の景色。
その昔 上から落ちてきた数百トンの巨大岩が数十万年にわたり雨風の
浸食を受け 角が取れて丸くなっている。
この辺りの岩盤は数億年も前の古いもので その色や模様も見所だ。
そんな巨大岩の間に登山道が作られているのだ。
さて、オーストラリアの動物と言えばウオンバット・タスマニアデビル・そして
カンガルー等の有袋類が頭に浮かぶものだ。
夜行性の彼らは道路に出て交通事故に遭い 袋の中の子がまだ生きて
いればボランティアの家庭や施設等にて育てられ 成長後森にに戻される。
そんな施設が資金を得る為に小動物園として入場料を取って活用している。
これは飼育中の幼いウオンバットだ。 成獣になると全身が黒色となる。
広範囲に広がるロッジの中心部にある本館で 夕食をとってからロッジに
帰る途中 暗い草むらに居たウオンバットの成獣だ。 (夜の9時頃)
もう暗くてシャッター速度も1/4秒 ぶれぶれ写真になってしまった。
ウオンバットの糞は四角いサイコロ状と知っていましたか?
何故四角いのか そしてどうして腸内で四角になるのか なぜ四角のまま
排出が出来るのか これは動物学会で 今も謎のままだそうですよ。
これも施設に居たタスマニアデビル。
昼間は出て来ない 普通ではなかなか見られない夜行性動物なのだ。
大食漢で硬い骨まで食い尽くす 名前の通り悪魔みたいだ。
小型のカンガルー「 ワラビ―」だ。 小さな園内で放し飼い。
園内で餌を買って食べさせる景色は 奈良の鹿せんべいを思わせる。
ロッジの周辺の草むらにも 多くのワラビ―が見られシャッターチャンスは多い。
カンガルーの足を近くで撮影して 構造と機能を確認する。
前足は綺麗なモミジの様 それに引き替え 後ろ足は鋭く長い爪。
槍か短剣みたいな武器となっている。
カンガルーが尻尾で体を支え 後ろ足で蹴り合っているのを皆様も
現場やテレビ等で見た事あるでしょう。
私が持参した専用フラッシュを付けて 暗い道路脇の草むらを探す。
真っ暗な環境ではカメラのオートフォーカスは利かずシャッターもきれず。
そして フラッシュも点かない。
幾度も繰り返して やっと一枚だけ親子のワラビ―の姿 良いのが撮れた。
暗闇の撮影には 私は全く自信を失った。
タスマニアにはコアラの食べられるユーカリは2~3種類しかないと言われ
その為 ここにはコアラは住んでいないが この施設では客集めの為なのか
看板娘としてか 数頭のコアラが飼育されていた。
同じ施設内の一部に可愛い鳥が静かに動かずに止まっていた。
聞いてみたら「ヨタカ」で 全く動かないで外敵の目を防いでいると言う。
一見 とても可愛い姿だと思う。
トレッキング中 道路近くで見かけた生き物は少なく 蟻が一回 (ジャンピングアント)
その他は このトカゲが一回だけだった。
熱帯 亜熱帯の原野と比べると 生き物や草花が極端に少ない事を痛感した。
次回はタスマニアで見かけた野鳥を紹介して 最終回とします。
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白竜雲(はくりゅううん)
at 2016-02-12 21:29
x
こんばんは!
珍しい哺乳類が多いですね!(^o^)
数億年も前の地層が顔を出して・・・これも珍しいものですねー♪(^^)
珍しい哺乳類が多いですね!(^o^)
数億年も前の地層が顔を出して・・・これも珍しいものですねー♪(^^)
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蝦蛄代表
at 2016-02-12 23:09
x
玉五郎さん、こんばんは~。
やっぱり、海外の自然の雄大さには恐れ多いものが
ありますねぇ~。
何億年も前の風景が時を超えて今も見られるのですね。
これは凄いですよね、ちょっと感動を覚えます。
それと「ヨタカ」これは可愛いですねぇ。
日本のヨタカとは随分と違う感じを受けます。
何度見ても可愛いです(笑)
やっぱり、海外の自然の雄大さには恐れ多いものが
ありますねぇ~。
何億年も前の風景が時を超えて今も見られるのですね。
これは凄いですよね、ちょっと感動を覚えます。
それと「ヨタカ」これは可愛いですねぇ。
日本のヨタカとは随分と違う感じを受けます。
何度見ても可愛いです(笑)
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s-tamagoro at 2016-02-13 20:35
白龍雲様 こんばんわ。
オーストラリア方面はパンゲア超大陸が分裂し
その後 他の地域大陸と結合した事が無いので
独自の進化をした結果 動物や植物も世界的に
珍しいものが多いと言う事でしょうね。
そしてこの地帯は大昔の岩盤が露出しており
太古の奇妙な生き物等の化石が出て来るかも
知れませんね。 (^_^.)
オーストラリア方面はパンゲア超大陸が分裂し
その後 他の地域大陸と結合した事が無いので
独自の進化をした結果 動物や植物も世界的に
珍しいものが多いと言う事でしょうね。
そしてこの地帯は大昔の岩盤が露出しており
太古の奇妙な生き物等の化石が出て来るかも
知れませんね。 (^_^.)
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s-tamagoro at 2016-02-13 20:50
蝦蛄さん 鳥撮りの成果が上がっている様で
羨ましい事です。
少し鉄分を含んで赤くなった花崗岩(御影石)
や頁岩(薄く剥がれる固い石質)などが主で
それ以外の事は判りませんが とにかく古い
地層だそうです。
恐竜時代よりも何倍も古いものだそうです。
日本国籍のヨタカは見た事は無いのでどんな
姿か知りませんが 鳴き声はキョ キョ キョ
と夕暮れ時に鳴く鳥だと思います。
今 早速図鑑を見たら やはりよく似てますね。
木の枝に水平に止まって動かないので木の瘤
みたいになる擬態をする との事でした。
羨ましい事です。
少し鉄分を含んで赤くなった花崗岩(御影石)
や頁岩(薄く剥がれる固い石質)などが主で
それ以外の事は判りませんが とにかく古い
地層だそうです。
恐竜時代よりも何倍も古いものだそうです。
日本国籍のヨタカは見た事は無いのでどんな
姿か知りませんが 鳴き声はキョ キョ キョ
と夕暮れ時に鳴く鳥だと思います。
今 早速図鑑を見たら やはりよく似てますね。
木の枝に水平に止まって動かないので木の瘤
みたいになる擬態をする との事でした。
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とりこ
at 2016-02-13 22:24
x
こんばんは
いろいろ珍しい動物たちの生態 面白いですね
四角い糞など、そんなもの知るかって所ですが、何とも不思議
タスマニアデビルって、アトラクションに出てくる名前のようでこれも面白い・・って、知らなさすぎですよね
カンガルーの爪 手足がかなり違いますネ
用途に則して変化してったのかな
トレッキングは標高差はいかほど?
一日の行程はどの位だったのですか
珍しいものばかりで興味しんしん 驚きです
いろいろ珍しい動物たちの生態 面白いですね
四角い糞など、そんなもの知るかって所ですが、何とも不思議
タスマニアデビルって、アトラクションに出てくる名前のようでこれも面白い・・って、知らなさすぎですよね
カンガルーの爪 手足がかなり違いますネ
用途に則して変化してったのかな
トレッキングは標高差はいかほど?
一日の行程はどの位だったのですか
珍しいものばかりで興味しんしん 驚きです
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s-tamagoro at 2016-02-14 10:24
とりこさん おはようございます。
やはり国や大陸が変われば 景色は当然ながら
草花や生き物も見慣れない物が多く楽しいです。
とりこさんも幾度かお出掛けの様なので この件
充分に御存知ですよね。
カンガルーは草食動物なので鋭い牙が無く 武器
として足の爪が発達したんでしょうね。
標高差は100~200m以内ですが この辺り
は温帯雲霧林といわれ 晴れ間の少ない所です。
連日のトレッキングですので 1回で5~10km
程度の行程でした。
雨降りが平気なら 面白い地域だと思いますよ。
やはり国や大陸が変われば 景色は当然ながら
草花や生き物も見慣れない物が多く楽しいです。
とりこさんも幾度かお出掛けの様なので この件
充分に御存知ですよね。
カンガルーは草食動物なので鋭い牙が無く 武器
として足の爪が発達したんでしょうね。
標高差は100~200m以内ですが この辺り
は温帯雲霧林といわれ 晴れ間の少ない所です。
連日のトレッキングですので 1回で5~10km
程度の行程でした。
雨降りが平気なら 面白い地域だと思いますよ。
by s-tamagoro
| 2016-02-12 20:29
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